ポーの言葉遊びを見事に訳出 ブラックユーモア真骨頂

外国語の翻訳本、異なる文化や歴史を乗り越えて自然に読める日本語に訳出する翻訳者には頭が下がる。中でも難しいのは、言葉遊びが含まれる文章。原語でないとその面白さが半減するようなものを訳出するのは至難の業だ。それが見事にでき上がったのが、『ポー傑作選3 ブラックユーモア編 Xだらけの社説』(エドガー・アラン・ポー著、KADOKAWA・東京)だ。 ポーといえば、ホラーやミステリーを思いうかべることが多い

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