父の車の助手席には乗らなかった。でも、一度だけ隣で見た父の涙 2021/10/19 昔、地元仲間と近所の食堂でごはんを食べていた時のこと。わたしは高校生くらいだった。ラーメンをすすっていると、となりのオヤジたちの会話が耳に入ってきた。「あそこの息子は親父に似なかったな~。顔はそっくりだとも、性格がな~」「んだな~、○○(父の名前)も親父さんに似て、もう少し人当たりが良ければな~」 すぐに、わたしの父とじいちゃんの話をしているのだとわかった。身内の陰口を言われているのにも関わらず、