時の権力者が最も畏怖した人間こそ野村秋介であったのは間違いない|激しき雪 最後の国士・野村秋介
平成5(1993)年10月20日、朝日新聞東京本社役員応接室で野村秋介は2丁拳銃の銃弾3発で心臓を貫き自決した。なぜ自決したのか? なぜ10月20日なのか? 新右翼のリーダーで、三島由紀夫と並び称される“憂国の士”の苛烈な生涯を、晩年10年もっとも身近にいた作家が描き切った感動ノンフィクション『激しき雪 最後の国士・野村秋介』(山平重樹著、アウトロー文庫)。この国の行方を決める2021衆院選、公示