第一人者が考える「私の引き際」 小椋佳さんと手嶋龍一さんの場合

シンガーソングライターの小椋佳さん(写真/共同通信社) 「みなさん、さようなら。ご機嫌よう。ご挨拶して罷り去ります。」──新著『九十八才。戦いやまず日は暮れず』で、ヘトヘトになる“戦いの日々”に終止符を打ち、断筆宣言をした女流作家・佐藤愛子さん。 〈元気が出ない、一日中、誰とも会いたくなく、じーっと坐っていて、ご飯も食べたくない、お茶を飲むのも面倒くさい〉。そう言いつつも、原稿用紙に向かい続けてき

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