【「TOVE トーベ」評論】自由でありたいと願うトーベの姿を見ていると、心の底から勇気が湧いてくる

第二次大戦が終結し、長く続いた大国、ソ連との敵対関係から解放されて自由な空気に溢れるフィンランドの首都、ヘルシンキ。人々はまるで堰を切ったように夜通しパーティに明け暮れている。そんな喧騒の中に「ムーミン」の作者、トーベ・ヤンソンがいた。  著名な彫刻家で厳格な父親、ヴィクトルへの反発から、トーベは挑戦的で型破りな生活 を送っている。パーティで知り合った既婚の政治家、アトス・ヴィルタネンと親密になる

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