自民党・岸田文雄新総裁の愛読書 長く非公開だった外交にまつわる記録 2021/9/30 自民党の新総裁に決まった岸田文雄氏の愛読書は、ドストエフスキー『罪と罰』、吉川英治『宮本武蔵』、陸奥宗光『蹇々録』(けんけんろく』だという。日経新聞が報じている。『罪と罰』や『宮本武蔵』は有名だが、『蹇々録』は初めて聞いたという人が多いのではないだろうか。どんな本なのだろう。易経からタイトル著者の陸奥宗光(1844~97)は歴史の教科書には必ず出てくる人だ。明治期の外交官、政治家。外務大臣として不