ロシア皇太子斬りつけた「大津事件」、手紙76通から迫る 「西南戦争の心の傷が要因」小説発刊

歴史小説「幻影」を書き下ろした岡本さん(大津市京町4丁目)  130年前の1891年、大津を訪れていた国賓のロシア帝国ニコライ皇太子を警護中の津田三蔵巡査が斬りつけ負傷させた大津事件をテーマにした歴史小説「幻影 大津事件と津田三蔵の手紙」を、随筆家で滋賀文学会会長の岡本光夫さん(70)=滋賀県守山市=が書き下ろし、発刊した。近年明らかになった巡査が母などにあてた手紙76通を読み解き、小説の形で巡

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