【「子供はわかってあげない」評論】夏の思い出、家族への愛、初めての恋心が痛いほど伝わってくる青春映画

「モリのいる場所」「おらおらでひとりいぐも」とお年寄りが主人公の作品が続いた沖田修一監督が、10代の若者を主人公に、夏休みが舞台の青春映画を撮り上げた。最新作「子供はわかってあげない」は、田島列島の人気同名コミックを実写映画化したものだが、沖田監督にとって初めてのコミック原作の映画化で新境地を開拓した。  冒頭、主人公の女子高生が好きなアニメーションから始まり、前作「おらおらでひとりいぐも」の冒頭

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