<孤独死した母>通夜前、深夜に呼ぶ声…… #本当にあった不思議な体験:夏【エピソード16:後編】
前回からの続き。敷地内同居をしている母が屋敷のなかで亡くなっていた。気づいたときにはすでに死後2日経っていた。しかし通夜の前日、屋敷の仏間に遺体を安置して家に戻ると、深夜に激しくドアを叩く音が……。
家の玄関を叩いて呼ぶ声は、まぎれもなく母だ。俺たちは怖くなって互いに身を寄せ合った。亡くなった母は、屋敷に安置されているはずなのに……。その後、恐る恐る家を出て母のもとへ向かったが、仏間にある遺体は