若冲が「国宝画家」に大出世 北斎や広重を追い越した理由

江戸時代の画家、伊藤若冲(じゃくちゅう、1716~1800)の代表作「動植綵絵」(どうしょくさいえ)がこのほど、国の文化審議会の答申で国宝になることが決まった。様々な植物,鳥,昆虫,魚貝などが生き生きと描かれた30幅に及ぶ花鳥図の大作だ。「わが国の花鳥画の到達点」とされた。若冲といえば、今や日本の画家ではダントツの人気。展覧会は常に長蛇の列になる。しかし、ちょっと前まではその名を知る人も少なかった

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