大阪空襲生きた証し刻む 銘板10年ぶり更新

終戦間際に繰り返された大阪空襲で犠牲となった人々の名前を刻んだ銘板が今年度、10年ぶりに更新される。銘板は、自らも母と幼い弟を大阪空襲で失った伊賀孝子さん(89)たちが寺院や遺族に聞き取り、手探りで作ってきた名簿がベースとなっている。「銘板は亡くなった人たちの生きた証し。せめて名前だけでも残したい」。平和を祈りながら戦争の記憶を未来に託す。名前まで失われた大阪府内では、昭和19年12月から終戦の前

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