夏目漱石が書いた身の毛もよだつ怪談話――『夢十夜』の第三夜って?

『夢十夜』(夏目漱石/)  寝付けない熱帯夜、怪談を読んで眠らずに朝を迎える……。それもまた夏休みにしかできない贅沢な過ごし方だろう。そんな短い夏の夜におすすめなのが、文豪・夏目漱石の短編連作『夢十夜』の「第三夜」だ。 『夢十夜』は、1908年の7月~8月に『朝日新聞』に発表された短編連作。同作には、現か幻か、実態がつかめない“夢”を見ているような読後感に浸れる10の物語が収められている。  怪談

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