《歴史発掘》新選組に潜入した長州藩のスパイVS天才剣士・沖田総司「息詰まる防諜戦」 2021/8/2 幕末動乱期の京都の治安維持を任務として結成された新選組。尊皇攘夷を掲げ、倒幕派の最右翼である長州藩とは不倶戴天の敵同士だ。 【写真】この記事の写真を見る(18枚) 新選組が監察の山崎蒸らを町人に扮させて長州派志士たちの動向を探る一方、長州側でも新選組に間者(スパイ)を送り込み、情報を収集するなど、お互いに熾烈な情報戦を展開していた。 文久3年(1863年)、長州の間者として新選組に入隊