「26歳で死ぬ」呪われた娘を巡る時代伝奇スペクタクル小説!【第15回『このミス』大賞優秀賞作】
『京の縁結び 縁見屋の娘』(三好昌子/宝島社)
縁はたゆむことなく、人と人とを結び続ける。それを周りが断とうものなら、祟られるのも、呪われるのも無理はあるまい。宝島社が主催する第15回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞したのは、とある呪いに苦しむうら若き乙女の物語だ。
『京の縁結び 縁見屋の娘』(三好昌子/宝島社)は、京都を舞台とした時代伝奇スペクタクル小説。呪われた娘の葛藤を中心に