みりんと俺:憧れの女性と迎えた朝。傷心の男が作った朝ご飯とは?

ようやく付き合えたと思った彼女が、「もうついていけない」と言い、俺の部屋を出て行った。そんな彼女の気配が98%消えたガランとした部屋で、気を紛らわすために開けた、キッチンの戸棚。そこにあったのは調味料。しかも、目についたのは、自分で買った覚えのない、何度か遊んだだけの女が残していった「みりん」。部屋に残された、みりんと俺。みりんを見るとあの女を思い出して、ムカムカしてきた。捨てようかとも思ったが、

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