令和に蘇った清水次郎長! 大親分へと至る黎明期と恋心を描いた痛快小説『男の愛 たびだちの詩』

『男の愛 たびだちの詩』(町田康/左右社)  かつて「海道一の親分」として名を馳せた幕末・明治の侠客・清水次郎長(しみずのじろちょう)。次郎長の養子であった天田愚庵による伝記『東海遊侠傳 一名次郎長物語』(1884年)をはじめ、三代目神田伯山による講談『名も高き富士の山本』、二代目広沢虎造による浪曲『清水次郎長伝』のほか、映画やテレビドラマに描かれ続けてきた国民的ヒーローだ。このほど、そんな次郎長

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