《高校生直木賞》「コロナ禍を生きる私たちと重なる」 「加速感がある『オルタネート』」 高校生たちが‟伊吹有喜”と“加藤シゲアキ”の小説を受賞作に選ぶまで
2021年5月30日に行われた第8回高校生直木賞は、伊吹有喜さんの『雲を紡ぐ』(文藝春秋)、加藤シゲアキさんの『オルタネート』(新潮社)の史上初の2作受賞となった。4時間をかけて受賞作を選んだ、高校生たちの熱い議論の様子をお伝えする。(全2回の1回目。後編を読む)
【写真】この記事の写真を見る(3枚)
◆◆◆
全国から32校の応募
1年分の直木賞の候補作の中から、高校生たちが自分たちだけで議論