199人が雪山で凍え死んだ…世界最大級の「遭難事件」の救われない現実

八甲田山で起こった悲惨な遭難事件 1902年(明治35年)1月23日、青森県の八甲田山にて、雪中行軍の演習が行われた。 対象になったのは日本陸軍第八師団青森歩兵第五連隊。来るロシアとの戦いに備え、厳寒地での行動に慣れるための訓練として始まったこの演習は、予想外の大惨事を引き起こすことになった。 今から100年以上前に起きたこの「八甲田雪中行軍遭難事件」と呼ばれる事件は、今でも映画や文学の題材となり

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