笑いと哀愁まじる漫才も…大阪の芸人たちとの交流を描く『パラソルでパラシュート』

昨年、短編集『スモールワールズ』で話題をさらった一穂ミチさんが長編『パラソルでパラシュート』を上梓した。大阪で暮らし、お笑いが好きな一穂さんらしい題材の一冊。 「何年か前から漠然と、芸人さんを書きたいと思っていたんです。当事者としての芸人さんを描くのは難しいので、彼らを外側から見ている主人公にしました」 大阪の企業の受付で働く29歳の柳生美雨(やない・みう)が出会ったのは、売れない芸人の矢沢亨。

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