「川に潜み、生き延びた」和歌山大空襲から76年の証言 2021/7/7 和歌山市内で1100人以上が犠牲となった昭和20年の「和歌山大空襲」は、9日で76年を迎える。南海和歌山市駅近くでたばこ店を営む坂田俊博さん(82)は当時小学1年。一家7人で近くの市堀川に逃げ、川の中に潜んで戦火をしのいだ。「生き残れたのは偶然に過ぎない」と振り返り、「大空襲を記憶する最後の世代になった。戦争体験を語り継ぐ責任を果たしていきたい」と力を込める。自作の地図をもとに和歌山大空襲を振り返