【パリ発コラム】開幕直前のカンヌ映画祭、今年は一挙に作品数増 2部門新設、ラインナップ発表後に約20本追加
いよいよ今年のカンヌ映画祭が7月6日から開始されることになった。フランス政府が海外観光客の受け入れを承認したとともに、7月1日から1000人以上収容するイベントにゴーサインを出したことで決定した。
今年の特徴を挙げるなら、まず作品数が多いことだ。オフィシャル部門と言われる従来のコンペティション、アウト・オブ・コンペティション、スペシャル・スクリーニング、ミッドナイト・スクリーニング、ある視点部門