『大豆田とわ子』は、「劇的な物語」を拒否する「雑談ドラマ」だった

『大豆田とわ子と三人の元夫』は見たことのないドラマだった。各回の冒頭でダイジェスト映像を見せるなど、これまでのドラマの定石をことごとく覆し、次なる展開の予想は常に裏切られ、毎回未知の世界を見せてくれた。 終了した今も、あのドラマがなんだったのか、言語化するのは難しい。多くの人々がすごいドラマだったと感じているにもかかわらず、この語り難さはなんだろうか。ここではその理由を考えてみたい。 「雑談って、

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