<純烈物語>歌い手を目指すなかで白川裕二郎は米倉利紀の唄に揺さぶられた<第99回>

―[ノンフィクション連載「白と黒とハッピー ~純烈物語」]― ◆<第99回>ボーカリストでありながらリスナーの耳と目線も持ち続けている白川の強み  白川裕二郎が高校2年の時だった。当時つきあっていた彼女から電話があり、まったく予期していなかった事実を知らされる。 「尾崎、死んじゃったって……」  下の名前を聞かずとも、その名字が特定の一人を指すのは一瞬で理解できた。とはいえ、それをリアルとして受

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