台湾生まれの作家、李琴峰が語る『三体』「人間の業を痛感させる文化大革命の描写は、溜息なしには読めない」

2021年5月25日、SF長編『三体』三部作(早川書房)が、『死神永生(ししんえいせい)』の刊行を以て完結した。作者は中国の作家・劉慈欣で、世界全体での累計発行部数は2900万部を超える大ヒット作だ(2019年時点)。 【写真】この記事の写真を見る(4枚)  異星人である「三体人」と地球人との攻防を描いた『三体』について、台湾籍の作家である李琴峰さんが、その魅力を語った。(初出:『文學界』2020

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE