震災1834日後“愛する亡き夫へ”の手紙 2016/12/5 「退職したら、日本全国、旅行に連れて行きます」―夫の磨さんは、妻の熊谷幸子さん(74)に宣言。それは3.11の3か月前のことだった。お金も貯め、新車も購入し、準備を着々と進めていた最中、大津波が襲う。磨さんは、今も行方がわかっていない。 幸子さんは帰りを待ち続ける一方で、磨さんと“会話”をしながら毎日を送っている。あの日から1834日後、幸子さんが磨さんに宛てた手紙がある。幸子さんは、手紙を書