まるで令和の『サザエさん』!? 益田ミリが、平坦な日常にささやかな幸せを見出す人々を描く! コロナ前後で変わってしまったもの

『沢村さん家のたのしいおしゃべり』(益田ミリ/文藝春秋)  益田ミリさんの『沢村さん家のたのしいおしゃべり』(文藝春秋)は、書名の通り、沢村さん夫婦とその娘の何気ない日常を切り取ったエッセイ風漫画だ。図書館やジムに通って定年後の生活を謳歌している父の四朗(70歳)。料理上手で人付き合いやおしゃべりが好きな母の典江(69歳)。未婚で彼氏もおらず、実家で安穏と暮らすOL・ヒトミ(40歳)。この3人やそ

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