裏切りに次ぐ裏切りで、物語の展開も、主人公の恋の行方もまったく読めない! 読まないと損するファンタジー『偽りのフレイヤ』
『偽りのフレイヤ』(石原ケイコ/白泉社)
『銀河英雄伝説』や『ゲーム・オブ・スローンズ』に人々が熱狂する理由のひとつは、「まさかその人が死ぬとは……」「あいつが裏切るなんて……」という容赦ないどんでん返しの連続が仕込まれているからだろう。マンガ『偽りのフレイヤ』(石原ケイコ/白泉社)もまた、同じ。とくにファンタジー好きならば押さえていて損はない……というよりむしろ読まないと損をする作品である。