ポーランドにありながら戦火を逃れた 稀有な古都クラクフを馬車で巡る 2016/12/3 ポーランド南部の都市、クラクフ。17世紀初頭にワルシャワに遷都されるまでポーランド王国の首都でもあったこの街には、中世そのままの街並みが息づいている。ポーランドは第二次世界大戦中、大半の都市が焦土と化したが、ここクラクフはドイツ軍の司令部があったことから、奇跡的に空襲を免れた。首都ワルシャワの歴史地区は戦後に復元されたものだが、この街に立ち並ぶのは、正真正銘の中世の建物というわけだ。旧市街には、美