樋口一葉の“奇跡の14か月”を振り返り感じた「彼女は5000円札にいるべきじゃない」 2021/4/22 5000円札の絵柄にも使われている樋口一葉 「近代以降の女流作家の道は樋口が切り拓いた」と言ってもおかしくないほど、樋口一葉は偉大な作家だ。彼女はものすごく苦労した作家として知られる。しかし、その作品の多くは決して重くない。まさに“樋口節”といえるほどのリズミカルで軽快な文体からは「書くことの喜び」も感じられる。【写真】東京・文京区に残る一葉ゆかりの旧伊勢屋質店や井戸。知る人ぞ知る“聖地”となって