「怪文書紛いが国会で取り上げられた」“イトマン事件”の告発で“住友銀行の救世主”になった男の告白
大阪の中堅商社イトマンを通じて3000億円もの大金が闇社会に消えたとされるイトマン事件。バブル期に起きた戦後最大の経済事件の詳細を明らかにしたのは、ある一人のバンカーによる告発がきっかけだった。その男こそ、旧住友銀行でバブル期に政官財の要人へ食い込み、収益拡大で成果を上げ将来の頭取候補と呼ばれた國重惇史氏だ。
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ここでは、ノンフィクション作家の児玉博氏の著書『