あの素晴らしい〈フォークソング〉をもう一度<山崎ハコ「織江の唄」>事務所に「笑うな」「しゃべるな」強要された
18歳でデビューした山崎ハコ(63)は、小柄な体から、情念の歌を振り絞るように歌った。コアな人気を誇った当時、作品以上に壮絶な日々を送っていたという。【関連記事】あの素晴らしい「昭和大ヒット曲」をもう一度(5)石井明美「CHA-CHA-CHA」 70年代のフォークシーンでは、森田童子と並んでミステリアスな存在だった。75年にアルバム「飛・び・ま・す」でデビューすると、パワフルに鋭く社会をえぐる歌が