【文春砲】イギリス人女性CAを殺害した織原城二が逮捕されたキッカケがこれ…まじかよ…

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【文春】警視庁科学捜査官の告白 ルーシー事件、織原城二の逮捕は「犯行ビデオ」が決め手だった [Felis silvestris catus★]


1: Felis silvestris catus ★ 2021/03/26(金) 17:43:41.74 ID:cNdpMED29
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b403

「ビデオに写った被害者の様子から、使用された薬物を特定できないか、という前例のない下命でした」

 英国航空の客室乗務員だったイギリス人女性ルーシー・ブラックマンさん(当時21)失踪事件は、「外国人女性等に対する薬物使用連続暴行事件」に発展。2000年10月、10人の女性を薬物で眠らせて暴行し、うち2人を死亡させた容疑で、不動産会社役員の織原城二(当時48)が逮捕される。

 織原が所持していた大量の薬物と、犯行を撮影した5000本に及ぶビデオテープの解析は、警視庁捜査1課に所属する科学捜査官・服藤(はらふじ)恵三警部に託された――。

(石井謙一郎 フリーライター)

「使用薬物の特定は、代謝物や胃の内容物から分析するのが普通です。しかしこの時点での手がかりは、捜索で差押えた薬物類と、被害者が写る映像しかありませんでした」
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 服藤氏は、当時をそう振り返る。科学捜査官は、科学の専門知識と技術を活かして犯罪と向き合う特別捜査官だ。1996年に新設され、警視庁では服藤氏が任命第1号となった。よく知られている科学捜査研究所(科捜研)の研究員は、薬毒物やDNAなどの鑑定が主な仕事。警察官ではないから、テレビドラマのような捜査は行なわない。

 現在は退官した63歳の服藤氏は、科学と捜査の融合に捧げた警察人生を、1冊の本にまとめた。『警視庁科学捜査官 難事件に科学で挑んだ男の極秘ファイル』(文藝春秋刊)では、数々の重大事件に科学捜査がどう寄与したかが、初めて明かされる。

 薬毒物犯罪を専門とする服藤氏にとって忘れられないのが、ルーシーさん事件だ。織原の逮捕と家宅捜索に出向いて驚いたのは、薬問屋かと見まがうばかりの大量の薬品だった。何種類もの睡眠剤のほか、脱法ドラッグも多数あった。

織原の田園調布の自宅を家宅捜索

 犯行を記録したビデオでまず注目したのは、被害女性の皮膚に、叩かれた痕のような赤い部分が見えること。テープを巻き戻すと、最初はその発赤が認められない。精査するうち、ベッド脇の照明スタンドが倒れて被害者にぶつかる場面があった。

(略)

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