宮沢氷魚が見せる存在感「自分だから演じられる役を求めて」

こういう役をやらせたら右に出る者はいない。そう周囲に思わせる個性を持った俳優は、強い。 宮沢氷魚は、まさにそんな俳優のひとりだ。俗っぽさがまるでなくて、どこか謎めいている。そのミステリアスな佇まいで、これまでも衆目を集めてきた。 3月26日(金)公開の映画『騙し絵の牙』で演じた矢代聖も、宮沢氷魚にしか演じられない役だ。突如世に現れた、正体不明の新人小説家。宮沢の浮遊的な存在感が、矢代のカリスマ

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