【司馬遼太郎 没後25年】作家・門井慶喜さん「モンゴル紀行」印象的だった星空を眺めるシーン
美術などをテーマにしたミステリーから歴史小説まで多彩に手掛ける直木賞作家の門井慶喜さん(49)は、創作に当たって司馬作品を意識するという。司馬遼太郎さんは小説や紀行文など執筆は幅広く、日本の行く末を案じた随筆も数多く残した。新型コロナ禍の今、司馬さんならいかなるメッセージを発するだろうか。門井さんは「落ち着いて身の回りのことから考えなさいと寄り添ったのでは」と思いを巡らせた。 (中島高幸)
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