「家で死ぬ」は楽じゃない、けど自分らしく逝きたい

©「痛くない死に方」製作委員会 (髙山 亜紀:映画ライター)  2008年の12月23日に父を、6年後の2014年の同じく12月23日に母を亡くした。  息を引き取る瞬間こそ、父の時には母が、母の時は私と妹一家が一緒にいることができたけれど、よくある映画みたいに「ありがとう」「いい人生だった」とかそんな言葉どころか、二人とも意識すらなかった。真っ白い病院の個室でただ亡くなる日を待ち続けた両親は

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