「罪を犯した人は私たちと何が違うのか」……西川美和監督の最新作が『すばらしき世界』になるまで

デビュー以来、一貫してオリジナル作品を手がけてきた西川美和監督。2月11日公開の『すばらしき世界』では、初めて佐木隆三のノンフィクション小説「身分帳」の映画化に挑んだ。出所した元殺人犯が、社会に馴染もうと足掻く日々を、丹念に追いかける。純粋で心優しいが、直情径行な三上を演じるのは役所広司。西川監督は役所が主演したドラマ「実録犯罪史シリーズ/恐怖の24時間/連続殺人鬼西口彰の最期」(91)を高校生の

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