トム・ハンクス演じる“新聞を持って放浪する男” 監督が「今すぐ映画にしなければ」と思った理由

初期作「ブラディ・サンデー」から最近の「7月22日」まで、ポール・グリーングラスは、映画を通じて、多くの政治的、社会的なメッセージを送ってきた。最新作「この茫漠たる荒野で」も、例外ではない。原作は、2016年に出版されたベストセラー小説。時代物でウエスタン、しかもグリーングラスには珍しく静かで落ち着いた雰囲気の映画なのだが、そこで描かれることはとても現代に通じるのである。舞台は、今と同じくらいにア

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