『空蝉の森』レビュー:製作時のトラブルを凌駕する意欲を感じられるサスペンス映画

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT酒井法子主演で2014年に撮影されながらも、制作会社の倒産などの憂き目に遭い、長らく公開が見送られていた幻のサスペンス映画がようやく公の場にお目見えとなりました。3か月間失踪していた妻・結子(酒井法子)が保護されて自宅へ戻るも、夫・昭彦(斎藤歩)は彼女を「妻ではなく、別人だ」と主張。夫婦の家の防犯カメラが、外向きではなく内向きに据えられている

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