戦争体験者や遺族を訪ね歩くことでわかった戦中日本の「現実」―戦争によって未来を踏みにじられた少年たちの物語

『遠い約束』(室積光/キノブックス)  戦後70年経った今、あらためて戦争の現実・悲惨さを問う小説『遠い約束』が2017年7月29日(土)に発売された。  18年間上演されてきた舞台『遠い約束~おじいさんのタイムカプセル~』を書籍化した同書。叔父をブーゲンビル島で亡くしている著者・室積光が、戦争体験者や遺族を実際に訪ね歩くことでわかった戦中日本の「現実」をベースに作った物語となっている。  初演か

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