「明石家さんま」とは何者なのか? 27年間、全発言を記録した男の肖像

家族の介護と肉体労働に明け暮れ、家でも職場でもほとんど気が休まらない。1993年秋、20歳の青年は疲弊していた。憂鬱な1週間が始まった月曜日。23時半に布団に包まったものの、頭の中は明日への不安だけが渦巻き、溜息が止まらない。気を紛らわすため、何気なくテレビのリモコンを手にした。これが、運命の始まりだった――。 高田文夫や東野幸治も絶賛する書籍『明石家さんまヒストリー1 1955~1981 「明石

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