明治耽美派を描いた宮内悠介氏「美にまつわる記述は全て私の本音」

宮内悠介氏が新作を語る 【著者インタビュー】宮内悠介氏/『かくして彼女は宴で語る 明治耽美派推理帖』/幻冬舎/1870円  時は明治41年12月12日。両国橋に程近い西洋料理屋、第一やまとで、〈美のための美〉を求める若き詩人や画家らの会合が催された。名を〈牧神の会〉という。  面子はドイツの芸術運動に因んでそう命名した木下杢太郎を始め、北原白秋、吉井勇、山本鼎、石井柏亭、森田恒友等々、後に名を成す

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE