高度成長期を裏で支えた昭和のヤクザを描く『無頼』。井筒和幸監督インタビュー

(C)2020「無頼」製作委員会/チッチオフィルム 敗戦直後の動乱期からバブル崩壊後の平成期までを1人のヤクザの人生を通して描いた井筒和幸監督作品『無頼』が全国で公開中です。  物語の始まりは1956年の夏。主人公の井藤正治(松本利夫)は、2歳のときに母親が事故死。父親に甲斐性はなく、極貧生活を強いられ、幼いころから働くことを余儀なくされていた。  その8年後、正治はカツアゲで送られた鑑別所を出て

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE