高級石材やオリーブ配合のガラス工芸が醸す瀬戸内らしさ

瀬戸内海のような澄んだ青色と、オリーブの樹木を思わせる淡い緑色。それぞれ、「花崗岩(かこうがん)のダイヤモンド」と呼ばれる高級石材「庵治(あじ)石」と、オリーブの枝や葉で着色したガラスだ。「ガラスを通して香川の魅力を伝えたい」と話す高松市のガラス作家、杉山利恵さん(47)の工房には、そうした香川県の特産品を溶かし込んで作った食器やオブジェの数々が並んでいる。 自然が生み出す色  杉山さんの工房「R

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