吉田修一「嫌でしょうがないけど、書かずにいられない」

吉田修一 書きたいのは犯罪ではなく、そこにいる人間最新作は『犯罪小説集』。いかにも物々しいタイトルである。映画がヒットして、原作にも再び注目が集まっている『怒り』を始め、『悪人』や『さよなら渓谷』など、過去にも犯罪をモチーフにした小説をいくつも執筆しているが、吉田修一さんは決して犯罪そのものを書きたいわけではないらしい。「そこにいる人間の話を常に書きたいと思っています。わかってはいることだけど、世

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