「人形供養」気持ちも整理 約3千体に別れ 福岡市・祥勝院

古くなり役目を終えた人形に感謝する師走恒例の「人形供養」が12日、福岡市博多区の祥勝院で催された。地域住民らが計約3千体を持ち込み、それぞれの思い出を胸に別れを告げた。  境内で江戸時代の名工の作品が発掘されたのを機に、博多人形商工業協同組合が1979年から主催。読経後、祭壇で博多人形や羽子板が炎に包まれると、参列者はそっと手を合わせていた。  コロナ禍の外出自粛中に自宅を片付け、手放す決心をした

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