坂田藤十郎さん 座右の銘「一生青春」 歌舞伎界のため燃やし続けた情熱

坂田藤十郎さんは、日本俳優協会の会長を務めるなど、日本の歌舞伎界をけん引し続けてきた。優美で情のこもった上方和事を極め、上方歌舞伎再興のため尽力を尽くした。 坂田藤十郎さん(2013年3月撮影)  21歳で250年ぶりに復活上演された近松門左衛門の名作「曽根崎心中」のお初に抜てきされた。一躍スターとなり、当時は舞台に出るだけで叫び声が出るほどのアイドル並みの人気を博した。その後は東宝に入り、

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