「グレート・ギャツビーを追え」ジョン・グリシャム著

誰か訳してくれぬかと思っていたグリシャムの最新作。その訳者が村上春樹とは-。「グリシャムの話題作×村上春樹の翻訳=最強の文芸ミステリー」と大仰な帯の文句も首肯できる。謹呈本の書架から奪い取り、一気読みした。  あとがきによると、村上が原作を手にしたのはポーランド旅行中、ふらりと入ったクラクフの書店。時価2500万ドル(約26億円)のフィッツジェラルドの長編小説全5作の原稿が大学から盗まれた-との設

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE