いいお話では物足りない…『ポツンと一軒家』からいつの間にか「失われたもの」――青木るえか「テレビ健康診断」

『ポツンと一軒家』をはじめて見た時は衝撃を受けた。すごい番組だと思った。人も通わぬ山奥になぜか人家があり、そいつを見つけるのが衛星写真で、衛星写真というのは航空写真とは明らかにちがって、どんな集落でも都市でも「生命が感じられない」。そんな「死の世界」のような写真にずいーっと寄っていく、という始まり方がまず秀逸で、何か不穏なものを暴きたててしまう予感がある。そして一軒家にはじいさんが一人暮らしをして

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