こじ開けられた新章の扉 – 『サイン』 オウテカ

90年代後半から2000年代にかけてアルバムを出す毎に革新的なリズム・アプローチを連発し続け確たる地位を築いたオウテカだが、2010年代に入ってからはそれまでの実験の結果を用いた総括のような様相の作品が続いていた。ただ、それも見方を変えれば、2枚組の『Exai』から5枚組の『elseq1-5』、極めつきの8枚組の前作『NTS Sessions.』に至るまで、ミクロよりマクロの面から音楽作品の形式へ

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