中村八大編<480>スタンダードな曲を

NHKのバラエティー番組「夢であいましょう」の「今月のうた」のコーナーから数々のヒット曲が生まれた。作詞、作曲を担当した放送作家、脚本家の永六輔と、ジャズピアニストの中村八大の黄金コンビがヒットメーカーとして戦後歌謡の新しい扉を開けた。   新しさとはなにか。永は中村との出世作「黒い花びら」(1959年)の歌詞について「あんなものは詞じゃない」と批判されたことに触れて、次のように自著に記している。

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